ごみ収集車両で火災が発生!ごみの分別を徹底してください
家庭ごみ(不燃ごみ)の収集中に、収集車両から火災が発生しました。
今回は、気付くのが早く、速やかに初期消火を行ったことにより、怪我人も発生しませんでしたが、少しでも気付くのが遅れた場合、人命に関わるような大惨事につながりかねない危険な事故となります。
なお、今回は火元の特定に至っていませんが、全国的にもスプレー缶や電池(ボタン電池など)、リチウムイオンバッテリーなどによる火災が発生していることから、重大な事故を未然に防ぐため、分別のルールを守ってごみを出してください。
ごみ収集車やごみ処理施設での火災が多発しています
全国的にごみ収集車やごみ処理施設での火災事故が多発しています。
車両火災が発生すると、収集をしている作業員だけでなく、近隣にお住まいの住民の方にも危険が及ぶとともに、以後の収集業務に支障をきたします。
また、処理施設内で火災が発生し、処理施設が停止した場合はごみの受け入れができないため、最悪の場合、集積所のごみが収集できない場合も考えられます。
ごみによる火災の原因
ごみ収集車の火災事故の主な原因は、中身が残ったままのスプレー缶やカセットボンベ、使い捨てライターなどによるものですが、近年はこれらに加えて、特に充電式小型家電やモバイルバッテリーなどに使用されているリチウムイオン電池等によるものが増加しています。
日出町では、令和5年12月に発生した車両火災を受けて、スプレー缶やライターなど危険ごみの分別回収を開始しましたが、今回はその上で発生した事故となります。
何気なく出されたごみが火災事故を引き起こし、ごみ集積所付近の住宅などや、住民・収集作業員が危険にさらされてしまいます。
安全・安心のごみ収集を行うため、町民の皆さんの協力をお願いします。
正しい出し方
カセット式ボンベ、スプレー缶、エアゾール缶、使い捨てライター
必ず中身を使い切り、穴をあけずに、透明又は半透明の袋に入れて、「もやさないごみ」の指定ごみ袋の結び口にくくり付けて出してください。
透明や半透明の袋がなく、危険ごみのみを出す場合は、「もやさないごみ」の指定ごみ袋に、「危険ごみ」のみを入れて出してください。
ほかの「もやさないごみ」と一緒に入れないでください。
ファンヒーター、ガスコンロ、石油ストーブなど
点火が電池式のものは、必ず電池を抜いてください。
灯油は完全に抜き、使い切ってください。
「もやさないごみ」の指定袋に入らない場合は、「粗大ごみ」の事前に申し込みのうえ、決まった日に出してください。
小型充電式電池

充電池を取り外せない製品は、町内公共施設に設置している使用済小型家電回収ボックスに入れてください。
持ち込む時はショートする危険がありますので、必ずプラス極とマイナス極の金属端子部分やリード線に絶縁テープを貼ってください。
小型充電式電池は、資源有効利用促進法に基づき、小型充電式電池のメーカーや小型充電式電池の使用機器メーカー、それらの輸入事業者等に回収・再資源化が義務付けられています。
この記事に関するお問い合わせ先
住民生活課 生活衛生係
〒879-1592 大分県速見郡日出町2974番地1
電話番号:0977-73-3128
ファックス:0977-72-7294メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2025年04月11日