建設工事成績評定の実施について
平成23年4月1日から日出町が発注する建設請負工事について、「工事成績評定」を実施しています。
1.工事成績評定とは
公共工事において、工事が完成した段階で行う完了検査で、発注者が工事の施工体制、施工状況、出来形及び出来ばえなどを評定し採点するものです。
2.発注者の責務
平成17年に施行された「公共工事の品質確保の促進に関する法律」により、公共工事の発注者は、その発注に係る公共工事の品質が確保されるよう、工事中及び完成時の施工状況の確認及び評価を適切に実施することが、発注者の責務として法的に義務付けられています。
3.工事成績評定の目的
公共工事の適正な施工と工事に関する技術水準の向上に資するとともに、請負業者の適正な選定並びに指導及び育成を図ることを目的とするものです。
4.対象工事
原則として1件の設計金額が130万円以上の工事とします。
5.評定項目及び方法
工事成績評定にあたっては、以下の項目について検査員および監督員が、評定を行います。
- ア 施工体制
- イ 施工状況
- ウ 出来形及び出来ばえ
- エ 工事特性
- オ 創意工夫
- カ 社会性等
- キ 法令遵守等
6.評定のポイント
工事を施工するにあたり、工事品質の確保に努め、契約の適正な履行を行うことに加え、監督員からの指導や助言を受けることなく、請負業者が自主的かつ的確に工事を遂行することが、成績評定を上げるためのポイントになります。
7.評定結果
工事成績評定結果は、書面により請負業者に通知します。
また通知を受けた日から起算して14日以内に、書面により契約担当者に対して、評定の内容について説明を求めることができます。
なお説明を求められた場合は、書面により回答します。
8.その他
工事成績評定結果により、入札参加の優遇又は制限等を行うことも、将来的に検討していく予定です。
ダウンロード
小規模工事成績採点表【500万円未満】 (PDFファイル: 1.2MB)
更新日:2022年03月31日