毛の抜けたタヌキにご注意ください
疥癬(かいせん)症のタヌキの目撃情報について
町内において、毛の抜けたタヌキの目撃情報が寄せられることがあります。
毛の抜けたタヌキは「ヒゼンダニ」というダニによって起こる皮膚病:疥癬症(かいせんしょう)にかかっており、免疫力が落ち数週間ほどで衰弱し死んでしまう場合がほとんどですが、身近なエサを求め住宅地等を徘徊することもあります。
日常生活において、人に感染する可能性は極めて低いですが、犬や猫は疥癬症のタヌキとの接触により、感染する恐れがあります。このため、ペットの放し飼いをしないなど十分注意してください。さらに、ペットのえさ等が屋外に放置されていると、タヌキが寄り付きやすくなりますので、食べ終わったえさ等は速やかに片付けましょう。なお、町では農作物被害や生活環境への被害が起こっていることからタヌキを有害鳥獣と位置づけているため、タヌキの保護は行っておりません。
通常の個体(有害鳥獣捕獲)
疥癬症と見られる個体(有害鳥獣捕獲)
毛の抜けたタヌキを見つけたときは・・・
・安易に近づかない。触らない
・かわいそうだと思い、エサを与えない。
・自宅敷地内に侵入した場合などは、安全性を確保したうえで、可能であればホースやバケツなどで水をかけて追払う。
※追払いにより、野生動物に住宅地は安全な場所ではないことを認識させることが出来ます。
死んでいるタヌキを見つけたときは・・・
・自宅敷地内で死んでいる場合は、ご自身で対応していただくことになります。
・前記以外の土地で死んでいる場合は、基本的にはその土地の所有者、管理者で対応していただくことになります。不明な場合は、下記問い合わせ先までご連絡ください。
更新日:2023年09月11日