こころのまど(2026年4月)
困難を乗り越える
- 私たちを取り巻く社会は、少子高齢化や都市への一極集中、デジタル社会への急速な進展などによってめまぐるしく変化し、ストレス社会とも言われています。このような状況の中、レジリエンスやウェルビーイングという2つの言葉が注目されています。
レジリエンスとは、「困難や逆境から回復し、しなやかに適応する能力」のこと、ウェルビーイングとは、「身体的・精神的・社会的に良い状態」のことです。この2つの言葉についてもう少しくわしくみていきましょう。
レジリエンスとは…
レジリエンスは、「我慢強い」とか「打たれ強い」といったイメージがありますが、逆境に柔軟に対応できる「しなやかさ」を兼ね備えた力です。レジリエンスはもともと、持って生まれた性質・性格が影響していますが、その後の家庭での子育てや園・学校での経験(教育)、その人自身が自己を見つめていくことの積み重ねなどによって大きく伸びていくとも言われています。
ウェルビーイングとは…
ウェルビーイングは、単に病気がないとか、経済的に豊かであるといった状態だけを指すのではありません。ポジティブ心理学者のセリグマン教授は、「持続的な幸せ」が大切だと説き、ウェルビーイングを構成する次の5つの要素(1.ポジティブ感情、2.熱中、3.良好な人間関係、4.意味・目的の追求、5.達成感)を提唱しています。
互いに高め合いながら
ウェルビーイングの高い人は、困難な状況にあっても、レジリエンスを発揮し、乗り越えることができると言われており、その反対も同様です。レジリエンスとウェルビーイングを同時に高めていきながら、困難を乗り越え、幸福な人生を築いていきたいものですね。
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更新日:2026年04月21日