こころのまど(2026年9月)
存在を知ること
「障がいや病気を患う兄弟姉妹がいて、さまざまな困難に直面している子どもがいる」という事実を知ることが、きょうだい児に寄り添う第一歩です。
きょうだい児の中には、「自分がきょうだい児と呼ばれること」さえ知らない人もいます。きょうだい児自身がきょうだい児として自覚することで、支援の存在を知りやすくなり、支援も届きやすくなります。
話をしっかり聞くこと
本人からきょうだい児であることを告白されたり、きょうだい児としての苦悩を打ち明けられたりした場合には、真剣に相手の言葉を受け止め、聞き役に徹してください。そうすることで、きょうだい児は自身の悩みやストレスを打ち明けやすくなります
行政の責務として
近年、多くのきょうだい児が「ヤングケアラー」としての側面を持つことが認知され、法的な支援対象として位置づけられました。2024年6月に改正・施行された「子ども・若者育成支援推進法」では、国および地方公共団体に支援の努力義務が課されました。これにより、きょうだい児支援は、すべての自治体が取り組むべき法的責務に移行したのです。
まずは理解し、行動することから
ただし、行政だけに任せておけばよいというものでもありません。きょうだい児やその家族の多くは、専門的な支援サービスの存在を知りません。支援が必要だと感じていても、「どこに相談すればよいかわからない」という状況が一般的です。周囲のみなさんがきょうだい児のありのままの姿を理解し、できることを行うこと、そうすることは、きょうだい児が安心して暮らせる社会、インクルーシブな社会の実現にもつながります。
この記事に関するお問い合わせ先
住民生活課 人権尊重・部落差別解消推進室
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更新日:2026年09月07日