こころのまど(2026年6月)

更新日:2026年06月10日

夜間中学校が開校

学びを保障するために

5年前の2020年の国勢調査では、日本国内で約80万人以上の人が小学校や中学校を卒業していないという衝撃の事実が明らかになりました(具体的には、小学校を卒業していない未就学者が9万4455人、最終学歴が小学校である人が80万4293人)。この中には、80歳以上の方が約75万人と9割強を超えていますが、若い世代や外国にルーツを有する人もある程度含まれています。
こうした事態を受け、国は2016年に「教育機会確保法」を成立させ、義務教育を修了していない人や十分に受けられないまま卒業した人たちの学び直しの場として、少なくとも各都道府県に1校は夜間中学が設置されるよう、さまざまな支援を行っていくことを打ち出しました。

夜間中学について

    文部科学省によると、2025年10月時点で、全国32都道府県で62校の夜間中学が設置されており、大分県でも今年4月、県立夜間中学「学びヶ丘中学校」が大分市に開校しました。町内在住の「スーパーボランティア」の尾畠春夫さんも入学され、話題となっています。
    この中学校は、国籍は問わず、15歳を過ぎたけれど、中学校を卒業していない方、中学校を卒業しているけれど様々な事情により十分な学びを受けられなかった方が対象です。夜(17:40~21:00)の時間に授業が行われ、主に中学校の内容を学びます。必要に応じて小学校の内容や日本語を学ぶことができ、入学金、授業料、教科書代は無料で、入学試験はありません。
学びヶ丘中学校の開校により、学びの選択肢が一つ増え、誰ひとり取り残されない学びを保障するための取り組みがさらに広がってほしいですね。

この記事に関するお問い合わせ先

住民生活課 人権尊重・部落差別解消推進室
〒879-1592 大分県速見郡日出町2974番地1
電話番号:0977-73-3132
ファックス:0977-72-7294
メールフォームによるお問い合わせ