広報2月号
世界人権宣言
世界人権宣言
世界人権宣言は、人権および自由を尊重し確保するために『すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準』を宣言したもので、今から74年前、1948年の国連総会において採択されました。この宣言は『すべての人は誰にも侵されることのない人間としての権利を生まれながらに持っている』ということを初めて公式に認めたものです。世界人権宣言は、第二次世界大戦が終わった3年後に採択されています。この宣言は前文と30の条文からなっており、世界各国の憲法や法律に取り入れられるとともに、様々な国際会議の決議にも用いられ、世界各国に強い影響を及ぼしています。
詩人の谷川俊太郎さんは、30の条文を分かりやすい日本語にしています。下記のような人権課題を国連総会で話し合ったことを想像すると、微笑ましくさえ感じられます。
更新日：2023年03月01日