災害食レシピ「ポリ袋で作れるメニュー」
災害時の食事づくり
「災害時の食事づくり」をテーマに、別府大学短期大学部学科長 立松 洋子氏を講師に、調理実習と講話をしていただきました。
白衣を着た女性がスクリーンの前でマイクを持ち説明をしている写真 拡大画像 (JPEG: 325.9KB)
調理室で三角巾にエプロン姿の女性たちが、中央の白衣を着た女性の説明を聞いている写真 拡大画像 (JPEG: 394.3KB)
災害時での食事は、心と体を元気にしたり、疲労を回復させてくれたりととても大切なものになります。3日分の食料を日頃から準備しておくことが大切ですとお話しがありました。特に赤ちゃん、高齢者、慢性疾患がある方が家族にいらっしゃる時は備えは必要ですとの事でした。
当日は、ポリ袋とハイゼックス袋の2種類を使って、ごはん、おかゆ、ちゃんぽん、やきそば、茶碗蒸し、プリン、豚ヒレカツ、鶏肉の唐揚げの8品を作りました。
器に盛られた料理で手前から茶碗蒸し、プリン、ちゃんぽん、唐揚げ、ご飯、お粥、豚ヒレカツ、焼きそばが並んでいる写真 拡大画像 (JPEG: 438.3KB)
ポリ袋で作った料理の中から2品のレシピをご紹介いたします。
使用したポリ袋 厚さ0.009ミリメートル
ポリ袋は、厚さ0.008ミリメートル以上でできるだけ厚めの物がよく、使用する水は、ゆでる水もきれいな水を使用する必要があるそうです。
おかゆ
- 材料
- 精白米 1合
- 水 米の1.2倍量
- 作り方
- 米は、そのまま袋に入れ水を加える。
- 袋の空気を抜き、袋の口を輪ゴムで結び30分ゆがき、10分ほど蒸らす。
袋の空気を抜くのに、コツがいるようです。テーブルの端に袋を押しつけ、下から空気を押し出すようする。少し中から水が出るくらいにすると上手に空気を抜くことができるそうです。
袋を水に浸けて、水の浸透圧を利用して空気が抜けます。
青い三角巾にエプロン姿の女性が調理台の反対側に立つ白衣の女性にポリ袋を持ち上げ見せ、周りでは沢山の参加者の人達が調理の準備をしている写真 拡大画像 (JPEG: 556.2KB)
右の鍋の中に材料を入れた2つのポリ袋を温め、左の鍋ではポリ袋に入った材料を菜箸で押さえている写真 拡大画像 (JPEG: 362.0KB)
鶏の唐揚げ
- 材料
- 鶏肉30グラム×6切
- 片栗粉 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 醤油 大さじ1
- 塩こしょう 少々
- クラッカー 適量
- 白ごま 適量
- 作り方
- 袋に鶏肉を入れて、砂糖、醤油、塩こしょうを入れて味をつけて片栗粉を入れて全体にまぶしつける。
- 袋の口を輪ゴムで結び、20分ほどゆでる(様子をみる)
- 袋から取り出し、砕いたクラッカーと白ごまを混ぜ合わせたものをまぶしつける。
この記事に関するお問い合わせ先
健康増進課
〒879-1592 大分県速見郡日出町2974番地1
電話番号:0977-73-3130
ファックス:0977-73-2833メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2022年03月31日