「新しい生活様式」の中で安全に運動・スポーツをする際の留意点について

更新日:2022年03月31日

コロナ禍において、感染症対策として「新しい生活様式」を実践する中でも、身体的及び精神的な健康を維持するためには、体を動かすことや、スポーツを行うことが必要です。

一方で、全国では未だに一定数の感染者が確認される中で、運動・スポーツの実施に不安を持っている方もいらっしゃると思います。

このため、感染防止のために必要なことや、周囲の人への配慮いただきたい点など重要なポイントが国より示されていますので、 感染拡大を防止しつつ、安全・安心に運動・スポーツに取り組んでいただくよう、お願いいたします。

全世代共通の基本的な事項

新しい生活様式におけるスポーツの在り方 コロナ禍の健康二次被害

外出自粛等によって、以下のような生活習慣の変化や体への影響が報告されています。

  1. 1日当たりの歩数が減少
  2. 体重が増加
  3. 休校中に運動不足や生活リズムの乱れ、自宅学習の集中力が続かないこと等の訴え
  4. テレワークによる「肩こり・腰痛」「目の疲れ」等の不調の訴えが増加
  5. 座位時間が長くなることにより、血流の悪化や血栓ができるリスクが上昇 など

感染症対策による活動制限・運動不足の長期化による影響

全世代

  • 体重増加
  • 生活習慣病の発症・悪化  
  • 体力の低下 
  • 腰痛・肩こり・疲労

子ども

  • 発育・発達不足

高齢者

  • 転倒による寝たきり 
  • フレイル ロコモ

適度な運動・スポーツを行うことによって得られる効果

全世代

  • 自己免疫力の向上
  • 感染に対する抵抗力
  • ストレス解消 メンタルヘルスの改善
  • 体重コントロール
  • 生活習慣病の予防・改善
  • 体力の維持・向上
  • 筋力の維持・向上
  • 血流の促進 腰痛・肩こり・冷え性の改善 良好な睡眠

子ども

  • 発育期の健全な成長 

高齢者

  • 筋量・筋力の維持・転倒防止 
  • 認知症予防 
  • 食欲増進

子ども(小・中・高校生)に関する事項

屋外で行える運動・あそびなど、多数の事例を紹介します。

小学生

中・高生

高齢者に関する事項

外出自粛による影響として、『生活不活発』による健康への影響が危惧されます。

高齢者は、体を動かさないでいると、フレイル(虚弱 体力減少)やロコモティブシンドローム(運動器障害 骨粗鬆症・関節痛など)、サルコペニア(筋量低下)になりやすいので、健康を維持するためにも意識的に運動・スポーツに取り組んでいただくことが大切です。

熱中症予防行動リーフレット

これから夏を迎えるにあたり、皆さまには、例年よりいっそう熱中症にご注意いただくとともに、「新しい生活様式」を実践する上での熱中症予防のポイントが公表されていますので、お知らせします。

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