広報10月号
点ブロスマホの危険性
点ブロスマホとは
10月10日は『目の愛護デー』ですが、京都では『白杖安全デー』とされています。これは、『誰もが安心して歩ける福祉の街づくり』をめざして、視覚障がい者の立場から提案され、行われている啓発デーです。
昨今、視覚障がい者の安全・安心を脅かす、『点ブロスマホ』が大きな社会問題となっています。『点ブロスマホ』とは、スマホを見ながら点字ブロックの上を歩くことを言い、非常に危険な行為です。
ある視覚障がい者の方は、次のように語っています。 「歩きスマホの方とこれまで何回も衝突したことがあります。衝突した方は、びっくりして、その場から立ち去ってしまい、通りがかりの方が救急車を呼んでくださり、なんとか助かりました。」
ヘルプサインを見逃さない
点字ブロックは、今から60年ほど前に考案され、今では、世界で150以上の国々に敷設され、視覚障がい者の命や安全を守るために、なくてはならないものとなっています。
しかしながら、点字ブロック上に駐車・駐輪している車や自転車、立ち話をしている人などが後を絶えません。
とりわけ、『点ブロスマホ』は、歩行者同士がぶつかり、大事故につながる大変危険な行動です。点字ブロックは、視覚障がい者にとって命を守る大事なものですので、「つい、うっかり」は決して許されません。
その他にも視覚障がい者の方が、もし、街なかで白杖を頭上に掲げて立ち止まっていたら「白杖SOS」です。見かけた時には、ぜひ「何かお手伝いできることはありませんか」と声をかけてみてください。
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更新日:2025年03月31日