広報8月号

更新日:2025年03月31日

多文化共生

外国人とのコミュニケーション

   日出町にもたくさんの外国人が暮らしています。言葉や生活習慣、文化の違いなどから、さまざまな不安を抱えて生活していたり、日本の習慣、地域の決まりを知らないために、ごみ出しのルールや家・部屋からの物音や騒音のことなどで近隣住民とトラブルになったりすることもよくあります。
   日本人、外国人が共に仲良く交流できれば、お互いがより暮らしやすい地域となるでしょう。そのヒントとなる方法の一つが『やさしい日本語』でのコミュニケーションです。

『やさしい日本語』とは

  『やさしい日本語』は、難しい言葉を外国人にもわかるように言い換えた日本語のことです。例えば、「ご記入ください」を「書いてください」、「ゴミ収集日」を「ゴミをあつめる日」にするなどです。『やさしい日本語』で伝えるときには、できるだけ相手の立場になって「わかりやすく伝えよう」という優しい気持ちで使ってみましょう。

『やさしい日本語』の基本ルール (一部)

●一文を短くする
●カタカナ・外来語はなるべく使わないようにする
●時間や年月日は、外国人にも伝わる表現にする
●あいまいな表現、二重否定の表現は避ける
●漢字にはふりがなをつける
●なるべく標準語で話す   など
   コミュニケーションのきっかけは、やはり、あいさつからです。繰り返すことによって、「あなたのことを気にかけているよ」という『思い』が伝わり、笑顔であいさつをしてくれるようになります。
誰もが暮らしやすい、多文化共生社会を実現するために、まずは、できることからはじめてみませんか。

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