広報9月号

更新日:2025年03月31日

人権尊重社会の担い手に

自己実現可能な社会に

  私たちが暮らす社会には、様々な個性や異なる考えを持った人々がおり、誰もが、「自分らしく、幸せに生きたい」と願い、自分の夢や目標を実現することができるよう、日夜努力しています。
その願いや夢を実現するには、すべての人が互いの違いを認め合い、豊かに暮らすことができる社会、すなわち、人権が尊重される社会(まち)づくりが必要です。その前提として、次の3点の実践が大切だと言われています。

1 自分の価値を認め、自分が好きだと感じ、自分を大切にすること

=『セルフ・エスティーム(自尊感情)』をみんなが育み、高めていくこと

2 自分のことは自分で決めること

=それぞれの『自己決定』をみんなが認め合うこと

3 自分の思いを、相手を尊重しながら伝える(表現する)こと

=『アサーティブネス(被攻撃的自己表現)』をみんなが身につけること
  1948年に国際連合が採択した世界人権宣言は、基本的人権に関してすべての国とすべての人々とが守るべき共通の基準を示しています。日本国憲法第97条も、「基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」であって、「現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたもの」と規定しています。
私たちには、一人ひとりに人権を享受する権利があるのと同時に、すべての人の人権を守り尊重する義務があります。まさに、人権尊重の社会(まち)づくりは、私たちに委ねられているのです。

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