広報5月号
よりよいコミュニケー ションをめざして
言葉は少なからず私たちの意識に働きかけます。言葉がきっかけで意識が上向くときもあれば、その反対のときもあります。言葉を発するときは、できるだけ美しい言葉や思いやりのある言葉を使いたいものです。
アサーティブ・コミュニケーション
これは、自分の意見を飲み込むことで我慢をしたり、一方的に自分の主張を押し通したりせずに、相手を尊重しながら自分の気持ちを伝えるコミュニケーションです。お互いを尊重しながら意見を交わす、そんなコミュニケーションのスキルを身に付ければ、円滑な意思の疎通ができるのではないでしょうか。
「あなたメッセージ」を「私メッセー ジ」に
相手に対していろいろ言いたいことがあるとき、人はとかく「(あなたは)どうして言われたことをやってくれないの?」「(あなたは)これをやりなさい」など、『あなた(相手)』を主語にした言葉で自己主張しがちです。これを『あなたメッセージ』と言います。この場合、相手のマイナス面に焦点を合わせた説教、悪口、命令になりがちで、相手の気分を害して反発を買い、こちらの気持ちは伝わりません。
これに対して『私メッセージ』は、主語が『私』になっている話し方です。「(私は)・・・してもらえると、とても助かるな」「(私は)・・・されるととても悲しい(困ってしまう)」などといった表現です。提案型の話し方になり、相手も気分を害したり反発を感じたりすることが少なく、こちらの話を受け入れやすくなります。
これに対して『私メッセージ』は、主語が『私』になっている話し方です。「(私は)・・・してもらえると、とても助かるな」「(私は)・・・されるととても悲しい(困ってしまう)」などといった表現です。提案型の話し方になり、相手も気分を害したり反発を感じたりすることが少なく、こちらの話を受け入れやすくなります。
感情を私メッセージで・・・
すぐに『あなたメッセージ』で言いたいことを言って、感情を相手にぶつけるのではなく、一呼吸おいて『私メッセージ』に言い換えることを考えてみるようにすると、こちらの気持ちを鎮める効果があるでしょう。
簡単にはいかないこともあるでしょうが、やってみませんか?
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住民生活課 人権尊重・部落差別解消推進室
〒879-1592 大分県速見郡日出町2974番地1
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更新日:2024年05月08日