広報12月号
教科書無償運動
教科書はなぜ無償なの?
お母さんたちの願い
1963年以前は、義務教育と言えども、教科書は各家庭で買わなければなりませでし
た。教科書代は、当時の金額で小学生は700円、中学生は1200円程度が必要でした。
当時の物価は、失業対策による労働者の日給が約300円ですから、2~3人の兄弟姉妹
の分を捻出するとなると、大変な出費になります。
憲法を学んでいた高知市長浜に住む被差別部落のお母さんたちは『教科書をタダに
する会』を組織して、活動に取り組みました。子どもたちの学びを保障したいという
強い願いがあったのです。
教科書無償はみんなの願い
教科書の採択は、法律(無償措置法)で定められ、原則として4年間同一の教科書を使用
します。今年度は、令和6年度から使用する小学校教科書が採択され、来年度は中学校の
教科書が採択されます。
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更新日:2024年01月31日