広報4月号

更新日:2022年06月09日

令和4年4月号 より豊かな『出会い』に

新たな『出会い』が…

4月、職場や学校などでは、新しいシーズンが始まります。そこでは、新たな『出会い』をする人も多いのではないかと思います。

そんな私たちの周りには、実にたくさんの人がいて、そのなかには、障がいのある人、外国出身あるいは外国にルーツを持つ人、LGBTQの人など、様々な人権問題と向き合っている人がいます。そのことを誰にも言えずに一人で悩み、苦しんでいる人もいるかもしれません。そこで、2つのケースを想定して考えてみましょう。

Q人権問題に悩んでいる人からそのことを告白、相談されたら?

まずは、相手の方がどんな思いで打ち明けてくれたのか、しっかり受け止めてあげてください。そうしてその悩みを知ろう、理解しようとすることから始まると思います。どんなことに悩んでいるのかをそっと聞いたり、真剣に調べたりして、抱えている問題について、自分に置き換え、理解を深めていくと、相手の方との距離がぐっと縮まり、心を許してくれるのではないでしょうか。

現在はインターネットをはじめ、たくさんの情報があふれています。簡単に調べられる反面、誤った情報も多く、その誤った情報を鵜呑みにして相手を傷つけてしまうこともあります。国や大分県、日出町などのホームページや人権問題の当事者を支援する団体などから情報を得るのもよい方法の一つです。大切なのは、相手の立場に立ち、自分の問題として考え、調べてみることだと思います。

Q人権問題に悩んでいる人とどのように接していけばよいか?

これは非常に難しい問題です。悩みは人それぞれ違っていて、なかには悩んでいることに触れてほしくないと思っている人もいます。また、こちらが何気なく発した言葉で相手を知らず知らずのうちに傷つけてしまう可能性もあります。

どんな人権問題であっても「自分には関係ない」ということはありません。日頃から様々な人権問題に関心を持ち、新たな『出会い』をより豊かな『出会い』にしていきましょう。

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