広報8月号

更新日:2022年06月07日

8月号 ワクチン打つ自由・打たない自由

ワクチン打つ自由・打たない自由

新型コロナウイルス感染症の拡大防止の切り札としてワクチン接種がこの春から本格的に始まりました。医療従事者に続いて高齢者、さらに多くの希望する人々への接種が始まり、個別接種だけでなく集団接種も行われるようになりました。新型コロナのまん延防止のためには、ワクチン接種には大きな効果があり、より多くの人が接種することによって、感染のまん延を防ぐことができます。

しかしながら、病気など、何らかの事情でワクチン接種が受けられない、あるいは受けない人がいることも事実です。ワクチンを打つか打たないかは、あくまでも私たち一人一人の自己決定にもとづき決められるものです。ワクチンを打つ自由もあれば打たない自由もあるのです。

厚生労働省は、ホームページ『新型コロナワクチンについて』の中で『接種を受ける際の同意』として、

新型コロナワクチンの接種は、国民の皆さまに受けていただくようお勧めしていますが、接種を受けることは強制ではありません。しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。予防接種を受ける方には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただいています。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いいたします。

と、要請しています。

「なぜ打たないのか。あなたも早く打ってほしい」と、強要したり、避けたり、排除したりすることは明らかな差別です。少し前の自粛警察・マスク警察と同様のワクチン警察が生まれるのは、絶対に阻止しなければなりません。「ところで、ワクチン打った?」と聞くのは、どうでしょうか、考えてみましょう。

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