火災が発生したら

更新日:2022年03月31日

火災発生!そのときどうする?

鍋から火があがり、驚いている女性のイラスト

 火災を発見したら、何をすべきか?発見者の初動により、被害を最小限に抑えることができる。火災以下の流れに従って、落ち着いて行動しよう。決して無理をせず、火の勢いによっては避難を優先しよう。

  1. 火災の発生を早く知らせる
     小さい火と思っても、一人だけで消せると思わず、「火事だーっ」と大声で叫び、家族や近所の人たちに助けを求める。もちろん消防署にも、すぐさま通報すること。
    (注意)携帯電話やIP電話など(NTT固定電話以外)でかけると、別府市や大分市の消防本部などにつながることがある。慌てず日出町で火災が発生している旨を伝え、杵築速見消防組合消防本部に電話を転送してもらおう。なお、緊急時の通報は、消防署の直通電話にかけるのではなく、必ず「119」にかけること。
  2. 勇気をもって初期消火を!
     「消火は出火から3分が勝負」と言われている。天井に燃え移っていなければ初期消火が可能なので、勇気と落ち着きをもってできるだけ初期消火を。消火は消火器や水だけでなく、手近な物なら何でも使用する。座布団で火をたたく、毛布で火をおおう、カーテンを引きちぎるなど。とにかくスピード勝負!
    (注意)消火器を使用する場合は、勇気をもって火にできるだけ近づき、火元に消火剤をかけるようにしよう。火元以外にかけても効果は薄い。
  3. 早く逃げる
     天井まで燃え広がったら、もう素人の手には負えない。煙を吸わないようにして、早めに避難しよう。避難するときは、燃えている部屋の窓やドアを可能な限り閉めて、空気を遮断するよう努めよう。

火元別の初期消火方法

火を消火器で消している男性のイラスト

 初期消火には消火器の使用が最も望ましいが、もし消火器が無い場合は以下のようにして初期消火に努めよう!

  1. 油なべ
     油に水をかけるのは厳禁。大きめのタオルやシーツなどを濡らして、水が垂れない程度に絞り、なべを覆って空気を遮断しよう。火が小さければ、なべにフタをするのも有効。その後はすぐにコンロの火を消そう。
    (注意)タオルやシーツの代わりに、座布団、布団等中綿のあるものは使用できないので注意!布団等をかけると一瞬消えたように見えるが、冷却効果がないため燃え移り、火災を拡大させてしまう。また、重みでなべをひっくり返してしまう危険性も。
  2. 石油ストーブ
     真上から一気に水をかける。石油がこぼれて広がったら、毛布で覆ってから水をかけて消火しよう。
  3. 着衣
     着ている衣類に火がついたら、転げ回って消火しよう。髪の毛に火がついた場合は、化繊以外の衣類やタオルを頭からかぶって消火。
  4. 風呂場
     火の勢いが強まる危険があるので、すぐに戸を開けるのは禁物。ガスの元栓を締め、火勢の様子を見ながら徐々に戸を開けて、一気に消火しよう。
  5. 電気器具
     いきなり水をかけると感電する可能性がある。コンセントを抜いてから消火しよう。明るさが確保できていれば、ブレーカーを落とすのが望ましい。
  6. カーテン・ふすま等
     燃えやすいのでたいへん危険。引きちぎったり、蹴り倒して火を天井から遠ざけよう。

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