地震が起きたら

更新日:2022年03月31日

地震が起きたら

屋内にいたとき

地震で屋根や塀が崩れている中、避難している男性のイラスト
  1. まず身の安全の確保
     家具が倒れたり、物が落ちてくる危険から身を守るため、揺れが始まったら急いで机の下などにもぐり込もう。激しい揺れで動けない場合は、布団やクッションなどで、頭部を保護しよう。
  2. すばやく火の始末
     身の安全を確保しつつも、できるだけすばやく火の始末をしよう。揺れがおさまったら、ガスの元栓も閉め、電気器具はコンセントを抜き、ブレーカーを落とすこと。地震により火災が発生した場合、地震の規模によっては消防署や消防団の人手が足りなかったり、交通のマヒなどで火災現場にたどり着けず、消火活動が行えない可能性がある。火が天井に燃え移る前ならば初期消火できるので、「火事だ!」と大声で叫んで隣近所に助けを求め、消火に努めよう。
  3. 脱出口を確保
     地震の揺れによって建物がゆがみ、出入口が開かなくなることがある。揺れが一旦おさまったらドアを開けて固定し、逃げ口を確保しておこう。アパートやマンションの高階に住んでる人は特に注意が必要。
  4. 外へ逃げるときは慌てずに
     瓦や窓ガラスなどの落下の危険があるので、むやみに外へ飛び出さない。頭部の保護などを行い、落下物に注意して避難すること。

屋外にいたとき

  1. 住宅街や商店街などにいたら
     ブロック塀や看板、自動販売機、電柱などから離れ、落下物に注意して、倒壊するような建物等がない広場などに避難しよう。
  2. 電車等の車内にいたら
     急停車に備え、つり革や手すりなどにしっかりつかまる。停車しても勝手に車外に出ず、乗務員の指示に落ち着いて従うこと。多数の人が乗車している場合、自分勝手な行動はパニックの元となる。
  3. 自動車を運転していたら
     地震を感じたら徐々に速度を落とし、道路の左端に寄せてエンジンを切る。揺れがおさまるまで車外に出ず、カーラジオで地震情報を聞くこと。なお、車外に避難するときは、必ずキーを付けたままにし、ドアロックもしないこと。
  4. 海岸付近にいたら
     津波の危険があるので、地震を感じたらすぐに高台へ避難しよう。津波のスピードはとても速く、津波警報などの情報が出る前に到達してしまうこともある。「より遠く」ではなく、「より高く」迅速に避難することが重要。また、津波は繰り返し襲ってくるので、1回目が過ぎ去っても安心せず、津波警報等が解除されるまで海岸付近には絶対近づかないこと。

避難について

スピーカーで避難を促す人とそれに従い避難する人々のイラスト

 避難は状況を見極めて、落ち着いて避難しよう。混乱を招かないためにも、ルールと秩序を守り、お互いに協力し合おう。

  1. 避難時の装備
     ヘルメットや防災ずきんで頭を保護し、長袖・長ズボンを着用しよう。靴はなるべく底が厚く、履きなれたものが良い。軍手があればそれも着用し、なるべく肌が露出しないようにしよう。また、両手の自由がきくように、持出品などはリュックサックに入れよう。
  2. 避難の方法
     家族だけで避難するよりも、できるだけ近所の人たちと集団で避難しよう。はぐれないよう、お年寄りや子どもの手はしっかり握り(ロープでお互いの体を結ぶのも良い)、壁ぎわや川べりを避け、できるだけ広い道を通って移動しよう。また、避難は徒歩で行うのが基本。車やバイクを使用すると渋滞などが発生し、かえって避難が遅れるうえ、適切な救助活動に支障をきたす。
  3. 日頃の備え
     地区ごとに避難場所が指定されているので、いざという時に迷わないよう、日頃から避難場所の下見及び避難経路の確認をしよう。また、それらの情報を家族みんなで共有し、離れ離れになったときの連絡方法(家の玄関などに行き先を書いたメモを残すなど)を決めておこう。

避難場所や津波浸水想定区域などは「防災ハザードマップ」でチェック!

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