町長室から(第43回)
今年は、桜の開花が平年より1週間ほど早かったようです。予想される満開日は3月末ということですので、この町報を読まれる頃は満開を迎えていることでしょう。長い寒さがようやく過ぎて、春が感じられるようになった頃に咲く桜は、年度が改まることを伝えてくれるとともに、気持ちを新たにさせてくれます。
さて、町議会の第一回定例会が、3月22日に閉会し、令和3年度の当初予算をはじめ提案したすべての議案が議決されました。町民サービス向上のため、今年度も新たな取り組みを始めます。その中で身近なものを紹介します。
まずは、遠距離通学をしている生徒などに対する通学費助成についてです。従来は、一定距離以上の学校へ通園、通学している幼児・児童・生徒が公共交通機関を利用している場合について、定期代の一部を助成していました。新年度からは、これに加えて徒歩または自転車による通学、自動車などによる送迎についても助成対象となります。
また、自治区の街灯についてです。地域の防犯能力向上のため平成29年度よりLED化を進めてまいりました。それにあわせて、自治区が負担していた電気料金の町負担への移行も進めてきましたが、今年度から、把握できている全ての街灯について電気料金を町が負担することといたしました。
さらに、病児保育の広域的利用にも取り組みます。これは、県内の他の市町村で行われている病児保育サービスを利用できるようにするものです。保護者の勤務先に近い病児保育施設などが利用できるようになるので、利便性が向上するものと思っています。
この他にも様々な事業に取り組んでまいります。関係する方々につきましては、ご協力をよろしくお願いします。
(注意)以上の内容は「広報ひじ」令和3年4月号に掲載されたものです。
更新日:2022年03月31日