町長室から(2024新春あいさつ）
”祝70周年 さらに輝く町へ！”
新年あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、健やかに初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、平素から町政に対し温かいご理解とご協力を賜っておりますことに感謝申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行して、人の動きが活発になってきました。城下かれいまつりや産業文化まつりは、多くのご来場者でにぎわいました。そんななか、10月には高齢者などの移動手段を確保するため、デマンド交通の運行を開始しました。町内全域での運行は県下初とのことで、ほかの自治体から注目されています。予約したほとんどの方が予定時間までに利用できており、使い勝手は良いと思われますので、多くの皆さんのご利用をお待ちしています。
さて、今年は町制施行70周年を迎えます。これを契機に、日出町をさらに発展させていかなければなりません。
そのために、まずは、町の活力づくりです。
コロナで制限されてきた住民同士の交流を取り戻すために、昨年度は新たな地域活動を助成する制度を設けてコミュニティの活性化に取り組んできましたが、これを引き続き進めていかなければなりません。
また、商工業の振興にも取り組みます。昨年11月に、台湾の桃園市の商工会議所会長などが日出町に表敬訪問されました。歓迎交流会では、訪問団から日出町の事業者と取引を希望する旨の話がありましたので、これからは商工業などの交流やその先の企業誘致を見据えた取り組みを進めて参ります。
もう一つは観光です。いよいよ4月から大分県と福岡県でJRディスティネーションキャンペーンが展開されます。地域の皆さんと造成してきた体験型観光プランを売り出して、皆さんがもっと誇れる地域になるようにツーリズム協会と一緒になって取り組んで参ります。
そのほか、農林水産業の振興などにも取り組んで参ります。
二つ目は、安心して暮らせる町づくりです。
子育て支援については、待機児童が出ないよう定員を確保するために、保育所や放課後児童クラブの整備に取り組んで参ります。
また、教育施設の充実も重要です。老朽化した学校施設の整備を行い、子どもたちが安心して勉学に励むことができる環境をつくって参ります。
さらに、町民がいつまでも元気で暮らしていけるために、健康づくりも知恵を絞りながら進めていく必要があります。引き続き『やさイート』などの事業に取り組み、皆さまの健康づくりを進めていきます。
今年も『住むことに喜びを感じるまち』の実現に、皆さまと共に全力で取り組んで参りますので、ご協力をよろしくお願いします。
本年が皆さまにとって良い年になりますようお祈り申し上げます。
(注意)以上の内容は「広報ひじ」令和6年1月号に掲載されたものです。
更新日：2024年01月01日