町長室から(第72回)
証明書のコンビニ取得のススメ
コンビニでの証明書の取得が好調です。広報ひじ3月号でお知らせしたように、3月27日から役場が発行する証明書が、コンビニで取得できるようになりました。4月以降、6か月で1,787件の利用があり、役場窓口を含めた全証明件数の1割強となっています。
これまでは、窓口に加えて郵便局でも取得できていましたが、今回新たにコンビニでのサービスを開始したものです。これにより、郵便局でのサービスは廃止しました。
コンビニで取得できるのは、住民票の写しや印鑑登録証明書、戸籍の証明書や戸籍の附表です。また、税関係では住民税の所得課税証明書が取得できます。
コンビニでの利用件数のうち、住民票の写しと印鑑登録証明書、そして戸籍の証明書の3つで全体の約9割となっています。日常生活で必要とする証明書のうち、この3つが占める割合は高く、これらをコンビニで簡単に取得できるメリットは大きいと思われます。 コンビニで取得するには、マイナンバーカードが必要です。トラブルが発生するたびに批判されることの多いマイナンバーカードですが、本来はこうして利便性の向上に役立つためのものです。
使い方は、コンビニにあるマルチコピー機の『行政サービス』ボタンを押すことから始まります。あとは画面に表示されたボタンを押したり、マイナンバーカードを機械に読み取らせたりなどして、最後に交付手数料をお金の投入口に入金すれば、証明書が印刷されて出てきます。
窓口で順番を待つ時間が不要になりますし、書類を記入する手間もありません。役場の窓口に来なくてもお近くのコンビニで取得できるようになりましたので、ぜひご利用いただいて、IT活用による利便性を体感していただきたいと思います。
(注意)以上の内容は「広報ひじ」令和5年11月号に掲載されたものです。
更新日：2023年10月25日