町長室から(第70回)
身近なデジタル化
最近、空港の搭乗カウンターでスマートフォンをかざして改札を通過する人の姿を見かけることが増えてきた。出張のとき、紙のチケットを持ち歩いているので落としても気づかない可能性があることが気になっていたが、スマートフォンならチケットレスで利用でき、その心配は少なくなるため、デジタル化に取り組むことにした。
早速やってみようと、スマートフォンに少し心得がある息子にやり方を聞くも、説明が早くて理解が追いつかない。一通り聞いた後、自分でやってみることにした。アプリをスマートフォンに入れる必要があるらしい。
スマートフォンの画面にあるアイコンを開いて、利用する航空会社のアプリを探し、ダウンロードした。あとはそれを開いて名前や生年月日などを入力したら使えるようになり、チケットの購入もこのアプリからできたので便利になった。出張時には、電車や地下鉄を乗り継ぐことが多いので、JR のSuicaもダウンロードしたら、駅の改札もスムーズに通れて、さらに便利になった。
今までは、そこまで必要ないだろうと思って先送りしていたが、デジタル化に向き合って、上手に活用したら快適になることが実感できた。役場が進めている行政手続きのオンライン化なども、皆さまの利便性向上に役立っていることを願っている。
先日、町民の方から日出町の公式LINEのことについて話を聞くことがあった。その方によると、ゴミの回収のお知らせが受け取れるようになり便利になった、リサイクルゴミの回収は月2回なので忘れやすいから、この通知は助かるとのことだった。事前に設定しておけば、回収日の前日夜7時に役場から通知が届くので、まだご利用でない方は、ぜひ日出町公式LINEを活用され、少しでも快適な生活を送っていただきたいと思う。
(注意)以上の内容は「広報ひじ」令和5年9月号に掲載されたものです。
更新日：2023年08月30日