町長室から(第67回)
戻ってきたにぎわい
今年も無事に城下かれい祭りが終了しました。今回は、オープニングセレモニーの来賓として、佐藤樹一郎大分県知事にご臨席いただきました。知事は会場で、町民の方々とのふれあいを楽しまれたほか、日出港で行ったマコガレイの稚魚の放流にも参加していただきました。
初日は、あいにくの雨天にもかかわらず、多くの人出でにぎわいました。花火大会についても、多くの方に観覧に来ていただきました。
二日目は天気に恵まれ、日出小学校の会場は、さらに多くの方でにぎわいました。店舗を訪ねてみたら、祭りの終了前に早々と売り切れとなった商品もあるほどで、出店者はうれしい悲鳴だったのではないかと思っています。
雨で前日に実施できなかった漁船遊覧ツアーの様子を見に行く途中に、私と同年代と思しきご夫婦と話す機会がありました。お二人は、日出町に移住してきて3年目とのことで、祭りから帰る途中でした。祭りを楽しんでいただいた様子で、前夜は雨のなかの花火に感動したとのことでした。また、「日出町は良い町ですね」とのお言葉もいただきました。移住してきてから、イベントが中止されるなどで日出町を知る機会が少なくて、寂しい思いをされていたのかな、と思った次第です。
あらためて、こうした祭りが地域活性化や人と人との交流に大きな役割を果たしていることを認識させられました。
なお、花火の打ち上げは、町内事業所の協賛で実施できています。協賛いただいた107の事業所の皆さま、ありがとうございました。
また、祭りの開催にご尽力いただいた関係団体の皆さまに感謝申し上げますとともに、これからも喜んでもらえる祭りになるよう実行委員会一同、頑張ってまいります。来年もよろしくお願いします。
(注意)以上の内容は「広報ひじ」令和5年6月号に掲載されたものです。
更新日：2023年05月31日