町長室から(第14回)

更新日:2022年03月31日

白いテーブルの上にミニチュアの広告旗やチラシが置かれ、総合案内の立て札がある窓口に案内役の女性が座っている様子

第33回城下かれい祭りは、初日が天候に恵まれて多くの人出で賑わいました。

開会式が始まる頃には、日出小学校グラウンドのステージの周りには多くの皆さんが見えておられました。

今年は、テントの中の椅子席を増やしましたが、多くの方にご利用いただいて、ステージの催し物を楽しんでいただけたものと思っております皆さんのご来場に感謝申し上げますとともに、来年もよろしくお願いします。

日出町障がい者条例の制定について

平成30年第1回定例会において、議会の承認をいただいて「日出町障がいのある人もない人も健やかで安らかに暮らせるまちづくり条例」を制定いたしました。

この条例は、障がいのある人に対する差別の解消、そしてその権利を尊重し、障がいや障がいのある人とその家族に対する理解を深め、自立と社会参加のための環境づくりを推進することを目的にしています。

条例の検討に先立って、アンケート調査を行いました。そのなかで「内部障がい(内臓機能の障がい)は、外見からは解りにくいが、そのような障がいがあることを理解して欲しい」「以前に比べると配慮されている部分は増えたが、まだ不十分」「就学に対して不安が大きい」「経済的に自立できるくらいの賃金が得られる仕事につきたい」といった声がありました。

そして、条例の検討にあたっては、障がい者団体や家族の会、福祉関係事業者など様々な立場の方に委員に就任していただき、4回にわたって検討会を開催したうえで、報告書を取りまとめていただきました。

日出町の条例制定に先立つ平成28年4月に、障害者差別解消法が施行されました。この法律は、すべての国民が障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障がいを理由とする差別の解消を推進することを目的として制定されたものでございまして、国は共生社会の実現に取り組んでいます。

障がいの有無に関わらず誰もが互いを尊重し、地域で支え合って安心して暮らせる、そして生きがいを持って参加できる共生社会の実現に向けて、日出町も皆さんと一緒に取り組んで参りたいと思っております。

総合案内窓口の設置について

本年度から、日出町役場の新館入口のホールに総合案内窓口を設置しました。皆さんが役場に来られた際に、どこの窓口へ行けば手続きができるか、その窓口はどこにあるかなどを尋ねていただけるようになりました。

4月6日から5月7日までの約1カ月の間に、489件のご案内をいたしました。お尋ねの多い部署は、住民課が最も多くて153件と全体の31%を占めておりました。続いて、税務課、健康増進課、総務課、生活環境課の順になっております。お尋ね以外では、年度始めということもあって、書類や配布物を受け取りに来られる方が多かったようです。

また、総合案内窓口では、なんでも相談も行っております。前記の期間に6件の相談がございました。内容は、軽自動車の廃車に関することや、墓地の名義変更のこと、裁判所から通知が来たが内容がよくわからない、どうしたらいいだろうかといった相談など、様々です。ご相談に応じられる範囲で対応させていただいておりますが、役場の業務外のことについては、関係機関をご紹介しています。

日常生活や身の回りのことでお困りの際は、ぜひご利用ください。

(注意)以上の内容は「広報ひじ」平成30年6月号に掲載されたものです。

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