町長室から(第29回)

更新日:2022年03月31日

  先月9日、午前5時頃、千葉市付近に上陸した台風15号は関東で大きな被害をもたらしました。三浦半島から東京湾を通って関東の東北方向に抜けましたが、進路の右側にあたった房総半島では強風の影響で、ゴルフ練習場のネット支柱が倒れて民家が損壊したほか、送電線の鉄塔が倒れて千葉県を中心に大規模な停電が発生しました。

今回の台風で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々が一日も早く平穏な生活を取り戻されます事を願っています。

台風による風の被害というと、平成3年の台風19号が、九州北部の山林で大規模な倒木を発生させたことが思い浮かびます。あの時も停電が発生しました。

台風シーズンはもう少し続きますので、情報に耳を傾け、早めの備えをおねがいします。

ラグビーワールドカップへの日出町の関わりについて

9月20日からラグビーワールドカップ日本大会が始まりました。

大分県では10月2、5、9、19、20日の5日間、試合が行われます。

試合は、明野にある大分スポーツ公園総合競技場(昭和電工ドーム)で行われますが、県内のファンや来県した方々をおもてなしする公式ファンゾーンが、大分駅南、ホルトホール横にある『大分いこいの道』に設置されます。

この公式ファンゾーンは、県が設置するものですが、開催期間である9月20日から11月2日までのうち、試合が開催されている日は、パブリックビューイングや関連イベントが開催されているほか、飲食を楽しむことができます。

この公式ファンゾーンで、日出町女性団体連絡協議会の方が作る乾椎茸チップスと、佐伯市蒲江の方が作る養殖ブリのフライ、そして県産かぼすを組み合わせた大分県版『フィッシュ&チップス』が販売されます。このフィッシュ&チップスに使う『乾椎茸チップス』は、日出町の伊藤京子さん(今月号裏表紙をご参照ください)が、昨年開催された『大分県しいたけ料理コンクール』に出品して優秀賞を受賞したものです。このたびの公式ファンゾーンで大分県のおもてなし品として提供されることになりました。伊藤さんは、日出町の食生活改善推進員として、町民の健康増進に長年ご尽力いただいており、その料理の腕前を活かして、町内や県内の数々の料理コンクールにもアイデアあふれる作品を出品してきておられます。

乾椎茸チップスは、乾椎茸を戻して味をつけ、揚げたもので、椎茸のうまみに薄い塩味が利いていて、スナック感覚でおいしくいただくことができます。この『フィッシュ&チップス』は、公式ファンゾーンがオープンしている日はいつも販売しています。

また、公式ファンゾーンでは、日出町の『ぎんなん』もアピールしていきます。その形がラグビーボールに似ていることから、この機会に日出町のぎんなんの知名度を上げようということで、10月2、9日に、フィッシュ&チップスとともに、むき身ぎんなんを提供します。さらに、10月5日には、試合会場である昭和電工ドームのビール等販売ブースにて、温めた殻つきぎんなんを配布します。そのほか、10月6日に大分駅北口前広場で行われるミニ農林水産祭のイベントでは、JAべっぷ日出とぎんなん部会がぎんなんを主体に農産物を販売します。

加えて、別府市が開設する北浜公園おもてなしゾーンでは、農産物の加工等を行っている町内の方数名が出店される予定になっています。

皆様、ぜひ足をお運びいただいて、世界三大イベントの一つといわれるラグビーワールドカップを、ご来場の皆さんとともにお楽しみいただきたいと思います。

(注意)以上の内容は「広報ひじ」令和元年10月号に掲載されたものです。

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