町長室から(第11回)

平昌オリンピックは、日本選手団の活躍で国内は大いに盛り上がったことと思います。

フィギュアスケート男子の羽生結弦選手や宇野昌磨選手、スピードスケート女子の小平奈緒選手、高木美帆選手、スノーボードハーフパイプの平野歩夢選手、スキージャンプの高梨沙羅選手、男女のカーリングチームをはじめ、多くの選手やチームがぎりぎりの勝負を見せてくれました。

その活躍を見て勇気をもらったことに感謝するとともに、これまで積み重ねてきた努力に敬意を表したいと思います。

去る1月21日、大神漁港周辺で日出町新春健康マラソン大会を開催いたしました。今年も天気に恵まれて、多くの皆さんにご参加いただき、盛大に開催することができました。

この大会は、昭和57年に第1回が開催されて以来、名称や開催場所を変更しながら、今年で37回目を迎えました。

参加者は、第1回は300名程度でしたが、回を重ねるごとに増えてきて、今年は540名でした。参加者の中から、最高年齢者と永年出場者、そして遠方からの参加者を表彰しています。今年の最高年齢者賞は79歳の方が、永年出場者賞の方は10回出場の方が4 名、そして遠来者賞は福岡県豊前市から参加された方でした。

参加種目は、小学生から一般までの9種目と車いすの種目の計10種目で、参加費が手頃なことからマラソン入門者などに人気があるようです。

実施にあたっては、開催地やその周辺の自治区、県漁協日出支店、大神海岸線会議、町ジュニアリーダースクラブ、町総合型地域スポーツクラブひまわりのたね、速見郡陸上競技協会、日出ジョギングクラブの方々に協力をいただきました。また、多くの企業にご協賛をいただきました。皆様方のご協力、ご協賛に心より感謝申し上げます。

今年も大勢の方々で賑わい、しかも事故なく終了できたことを大変うれしく思っています。

この新春健康マラソンは、大神漁港における冬のイベントとして定着してきましたが、これからも皆さんに親しまれる大会に育てていきたいと思っています。

来年のご参加もお待ちしています。

去る1月27日、東京都千代田区のホテルグランドパレスで開催された『東京ひじサザンカの会』の総会に出席してきました。

この会は、日出町出身者ばかりでなく日出町にゆかりのある方も会員になっていて、会長は東海高熱工業株式会社社長の佐藤明彦氏が務めておられます。

総会当日は、在京大分県人会の塩月藤太郎会長、神奈川大分県人会の鷲見元吾会長、そして在京杵築市人会の小形弘会長など多くの来賓がお見えになって盛大に開催されました。

私に挨拶の機会をいただきましたので、日出町の人口の推移や企業誘致、農産物のブランド化や観光振興などについて現況報告をしてきました。

会の活動としては、年2回の親睦行事など会の活性化に取り組んでおられますが、そのなかで『広報ひじ』の配布を行っていますので、皆さん日出町のことをよくご存知でした。

総会の後の懇親会で、会員の皆さまと個々にお話をさせていただいた際には、日出町の話で盛り上がりました。

会の目的は、会員相互の親睦を深めることと、日出町の発展に寄与することとなっております。佐藤会長をはじめ会員の皆さまは、豊富な経験と幅広い人脈をお持ちになっており、町にとっては頼もしい方々ばかりです。

日出町の大切な応援団ですので、これからも日出町の発展のためにお力添えをお願いしてきました。

ところで、3月25日は日出町議会議員選挙の投票日です。

近年、投票率は低下の傾向にあることから、町選挙管理委員会は、投票しやすくするために期日前投票所を増設することにしました。

選挙は、住民の皆さまが政治に対して意思を表明できる大切な機会ですので、必ず投票に行きましょう。

(注意)以上の内容は「広報ひじ」平成30年3月号に掲載されたものです。