町長室から(第33回)

更新日:2022年03月31日

新型コロナウイルスの感染が広がりつつあります。1月中旬には国内初の感染者が神奈川県で確認されました。その頃はまだ感染に対する関心は高くなかったと思われ、1月下旬に東京に出張した際には地下鉄車両の中でマスクをしている人はまばらでした。ところが、1月末から新たな感染者の報道が続くようになってから国民の間に危機感が高まったと見えて、予防に努める人が多くなったように感じます。2月上旬にドラッグストアに買い物に行った際に、商品がほとんどない陳列棚があったので、よく見たらマスクのコーナーでした。

感染を防ぐためには、厚生労働省が紹介しているように、石鹸などによる手洗いの励行、くしゃみや咳をする際にはハンカチで口を押えることなどが有効なようです。また、感染経路がよく分かっていないケースもあると報道されていることから、不要不急な外出や人混みを避けることも大事と思われます。

流行が終息するまで細心のご注意をお願いします。

建設業協会による地域貢献について

1月21日、気温4度の朝8時から大神照川の町道広域真那井線で、支障木伐採作業が行われました。これは、大分県建設業協会杵築日出支部(遠藤建作支部長)の日出地区会員の皆さまが毎年、地域貢献として奉仕作業を行っておられるものです。

現地は、延長500メートルにわたって道路の法面などから竹や立木が道路に向かって倒れ掛かっていたため、日出地区の会員40名が参加して伐採を行って下さいました。延長が長く、立木などの量が多いことから、特殊な重機を含む作業機械やダンプトラックなど16台を導入して行われました。

作業は、道路一面を使うことから、作業区間を通行止めにさせていただき、通行車両には迂回をお願いしました。その際、交通事故が発生しないように杵築日出警察署の仲井重治署長をはじめ署員の皆さまにご協力をいただき、交通規制をいたしました。

また、この日は別の班が町道新中山線において作業を行って下さいました。こちらは、一日で終わらずに、翌日までの作業となりました。

作業終了後は、どちらの道路もその両側面が大変きれいになりました。早朝から寒い中での作業ということで事故が心配されましたが、無事に終えることができてほっとしました。参加された日出地区会員の皆さまはもとより、杵築日出警察署の皆さまそして迂回にご協力をいただいたドライバーの皆さまに感謝申し上げます。

観光ホテルの進出について

2月4日、全国でホテルチェーンを運営するルートイングループが日出町平道に建設するホテルの起工式が行われました。ホテルの名称は、『グランヴィリオホテル別府湾 和蔵』(仮称)とのことです。町民の皆さまから建設場所をよく聞かれるのですが、現地は関の江海水浴場の手前にある国道10号沿いの別府湾に突き出ている土地です。そばに『胡麻ケ坂』のバス停がある所です。

ホテルは、7階建てで、客室数は216室、収容人数は約600名とのことです。

ルートイングループは、国内外で300を超えるホテルの運営をしており、ビジネスや観光の需要に応えています。

最近の観光客は体験型の観光を好む傾向にあることは以前にお話ししましたが、日出町が『ひじはく』という体験型観光プランに取り組んできていることをルートイン関係者に伝えたところ、関心を示しておられました。これから良い話ができるよう働きかけていきたいと思っております。

ホテルの新設を誘客や地域産品の消費拡大にげて、日出町の活性化に活かしていきたいと思っておりますので、皆さまのご協力をよろしくお願いします。

(注意)以上の内容は「広報ひじ」令和2年3月号に掲載されたものです。

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